「肝心の場面でのダフリぐせが…」
ゴルフ初心者にとってダフリは大きな悩みとなります。
ダフリとは、クラブがボールに当たる前に地面を打ってしまう現象。
ダフリがでてしまった時の球筋はさまざま。
- 思い通りの飛距離が出ずにショート
- 地をはって転がっていく
- クラブの起動が変わって、トップ気味になり飛びすぎ
ダフリのせいで池ぽちゃやOBなど苦い思いをした人も多いはず。
私自身も何度経験したことか……😱
安心してください!
ダフリのミスはプロでもしますから!!
ダフリのミスが出るのは正直仕方ありません。
大切なのは、ダフリの原因と対策を知っていること。
ここからダフリの原因と対策についてわかりやすく解説していきます。
原因と対策を知っていれば、1度失敗してもすぐに修正して連続のミスを防ぐことが可能。
それでは詳しく見ていきましょう。
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初心者のダフリの原因は2つ
ゴルフ初心者の人がダフる原因は大きく分けると以下の2つがあげられます。
【ダフリの原因】
- 軸が移動
- 極端な力(りき)み
それぞれがなぜダフリを引き起こしてしまうのかを、詳しく解説します。
原因①軸が移動
ゴルフにおいて「軸」はとても大切。
そして、初心者がダフる原因のほとんどがこの軸が移動することによりものなんです。
「軸」と「体重移動」を合わせて、スイングでイメージしてみましょう。
【構えた時】
左右の体重割合は右5:左5
軸はもちろん中心
【テイクバック】
クラブを振り上げることで体重は右側に移動して、右8:左2
この時に初心者は体重移動につられて軸も右に移動してしまうのです。
正しくは体重が右に移動しても、軸は中心
軸=頭の位置と考えて問題ありません。
ですのでダフリで悩む初心者は、テイクバックで振り上げた時に、体重移動と合わせて頭(軸)の位置も右側に移動しているのです。
ダフリで悩む初心者は、練習場で自分のスイングを正面からビデオで撮影してみましょう。
頭の位置がテイクバックで右側に移動していないかをチェックします。
もし移動していれば、頭の位置を動かさないように意識してスイングするだけでダフリは解消するはずです。
ぜひチェックしてみましょう。
原因②極端な力(りき)み
極端な力(りき)みもダフリの原因。
実は、力(りき)むことで1つ目の原因である軸の移動が発動してしまいます。
ゴルフは身体の捻転(ねんてん)によってボールを飛ばしますが、力(りき)むことで身体が棒のようになり捻(ねじ)れません。
それでも飛ばしたいので、体重に合わせて軸も移動させてスイングしてしまいます。
結果的に力(りき)むとダフリが多くなってしまうというわけです。
私自身は力(りき)み対策として、軽く口を開けてスイングしています。
人は力(りき)む時に歯を食いしばりますよね?
なので、歯を食いしばらないようにうっすら口を開けて打つようにします。
人に見られると恥ずかしいので、バレない程度にうっすらで(笑)
慣れてくると、口を開けることを意識しなくても力(りき)まずに打てるようになるはずです。
力(りき)みは、ダフリ以外にもあらゆるミスの原因となるので、ぜひ実践してみてください。
ダフリをなくすための対策
ゴルフ初心者がダフリをなくすための日頃の練習から効果的な対策を実践する必要があります。
ここでは以下の3つの対策を紹介します。
- ボールを右足よりに置いてみる
- ティーアップして打ってみる
- 右足のかかとでボールを踏みながら打ってみる
ではそれぞれを詳しく見ていきましょう。
対策①ボールを右足よりに置いてみる
最初に紹介する対策はとても簡単。
構えた時にセットするボールの位置を少しだけ右足よりに置いてみるだけ。
考え方はとてもシンプルです。
ダフリが出てしまうなら、手前にボールを置いてしまえばボールに当たってくれるはず。
もしかしたら、ボール位置を変えるだけで劇的にゴルフが簡単になる可能性もあります。
特に難しいことは何一つないので、ひとまずトライしてみましょう。
対策②ティーアップして打ってみる
ダフリが連続で出てしまう人は、次第に恐怖心から思いきったスイングができなくなってしまいます。
ダフリは、失敗という精神的ダメージだけでなく、クラブや手首を痛めてしまう可能性も。
練習場でティーアップして打つことで、地面を叩くという不安をなくすことができます。
また、地面にあるボールよりも簡単に打てるので、自信がつき、結果的に理想のフォームを習得しやすいという点も大きなメリット。
ティーアップしての練習も簡単に実践できるので、是非実践しましょう。
対策③右足のかかとでボールを踏みながら打ってみる
最後に紹介するのは、右足のかかとでボールを踏みながら打つという少し変わった対策方法です。
ダフリの原因で軸の移動を説明しましたが、右足のかかとでボールを踏むことで、軸が動かせない状況を作ることができるのです。
もし、ボールを踏んだ状態で軸を動かしてしまうと、ボールからかかとがずり落ちてしまいます。
ボールがあることで軸の移動を制御できるので、結果的にダフリにくい。
ダフリ対策として効果的なので、是非チャレンジしてみましょう。
以下の動画でもかかとにボールを置いた練習を解説していましたので、紹介しておきます。
ぜひチェックしてみてください。
まとめ
ほとんどのゴルファーがダフリで悩んだ経験があるものです。
また、記事で紹介したようにプロでもダフリで失敗することは珍しくありません。
ゴルフ初心者は、まずダフリの原因をしっかりと把握しましょう。
多くの場合、軸が移動することによってダフリが出てしまいます。
ダフリの対策は以下の3つ。
- ボールを右足よりに置いてみる
- ティーアップして打ってみる
- 右足のかかとでボールを踏みながら打ってみる
ぜひ実践してダフリの悩みを解消しましょう。
さらに自分のスイングを撮影して確認してみることで、課題を明確に把握しやすくなります。
しっかりと練習して、ダフらない打ち方を手に入れましょう!