・最近ゴルフを始めた人
今回の記事は、ゴルフの初心者の人に向けた内容です。
テーマはズバリ
『ドライバーの飛距離と打ち方』
ゴルフの醍醐味はドライバーで飛ばすことと言っても過言ではありません。
ドライバーで遠くに飛ばしたら、ま〜気持ちいいもんです。
『打ちっぱなし場では、半分以上ドライバーで打つ!』
なんて初心者の人もいるでしょう。
まさに私が初心者の時はそうでした(^m^)
しかし、悲しいことにドライバーで打った球はなかなかねらい通りに飛んでくれません。
打てども打てども・・・・
ココでは、ドライバーの以下の3点について詳しく説明していきます。
②ドライバーの打ち方
③ドライバーの練習方法
ドライバーの平均飛距離
ゴルフ初心者は、まずドライバーの飛距離がどのくらいなのかを知りましょう。
ドライバーの平均的な飛距離がこちら。
男性 | |||
プロ | よく飛ぶ人 | 平均的な人 | 力のない人 |
280ヤード | 240ヤード | 220ヤード | 200ヤード |
女性 | |||
プロ | よく飛ぶ人 | 平均的な人 | 力のない人 |
230ヤード | 200ヤード | 175ヤード | 150ヤード |
男子プロの飛ばし屋は、ドライバーで300ヤードをゆうに超える飛距離を打つこともあります。
男子プロのドライバー飛距離の順位がこちら。
(単位はもちろんヤード)
すごすぎて笑っちゃいます(笑)
ゴルフ初心者は、自分の飛距離がどのくらいなのかを把握することが大切です。
もし、平均よりも飛距離が出ていなくても、無理に220ヤード飛ばす必要はありません。
大切なのは、自分の飛距離を知っていること。
初心者はあくまでも目安として、平均的な飛距離を頭に入れておきましょう。

ゴルフ初心者のための『ドライバーの打ち方』
ゴルフ初心者がドライバーをうまく打つにはポイントがあります。
①ボールの位置
②オーバースイングをしない
③アッパーブローで打つ
ではこれらをわかりやすく解説しましょう。
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【ドライバーの打ち方】①ボールの位置
ドライバーのボールの位置は、左ワキの延長線上。
画像はタイガー・ウッズのアドレスです。
キレイに左ワキの延長線上にボールがあるのがわかりますよね。
ゴルフ初心者の人は、『ドライバーのボールの位置は左足のカカトの延長線上』と聞きましたよ!?
なんて人もいるでしょう。
実は一昔前は、ドライバーのボールの位置はカカトの延長線上で正解でした。
しかし、最近のドライバーはヘッドが大きくなり、その影響でスタンスが広くなったんです。
・状態が突っ込んでしまう
・軸がスウェー(右から左に移動)してしまう
・右肩が下がって、フェースが開く
このような症状が発生しやすくなります。
ですので、ゴルフ初心者の人はボールの位置を、タイガー・ウッズと同じように左ワキの延長線上にセットしましょう。
しかし、スイングは人によって違います。
基本は左ワキの延長線上ですが、うまく打てない時はボールの位置を調整する臨機応変(りんきおうへん)さも大切。
人によっては、左足カカトの延長線上や、左足の小指の延長線上が打ちやすい場合もあります。
まさに石川遼くんなんかは、完全に左足カカトの延長線上にボールをセットしています。
初心者の人も変にこだわらずに、いろいろと試してみるといいでしょう。
【ドライバーの打ち方】②オーバースイングをしない
オーバースイングとは、スイングのトップで過度に大きく振り上げてしまっている状態。
実はゴルフ初心者に限らず、アマチュアゴルファーの多くがオーバースイングに悩まされます。
過度に振り上げているので、ボールに当たるまでの動きが複雑
⇒当然インパクトは安定しにくいので、ミスショットが出やすい
ゴルフ初心者の人の多くは、ドライバーを大きく・勢いよく振ってボールを飛ばそうとします。
実はコレがオーバースイングになる原因。
えっ(゚д゚)!
驚いた人もいるでしょう。
説明します。
大きく・勢いよく振るということは、ドライバーを腕で勢いよく振り上げます。
勢いのついたドライバーは画像のようにヘッドが顔の真下にまで到達してきます。
この時、左腕は曲がり、右ワキの下には大きな空間ができてしまっています。
しかし、プロにはドライバーを「振り上げる」という概念がない。
プロは、上半身を捻(ねじ)ることでドライバーをトップまで持っていきます。
松山英樹選手の画像を見ると大きく違いがわかるでしょう。
ヘッドの位置は頭よりやや上にあり、左腕がまっすぐ伸び切っています。
「振り上げる」という動作をすると松山英樹選手のようなドライバーでのトップは作れないのです。
オーバースイングについてこちらの動画が大変わかりやすく解説しているので、紹介します。
オーバースイングはスライスが出てしまう原因でもあります。
ゴルフ初心者は、オーバースイングに気をつけて練習してみましょう。
【ドライバーの打ち方】③アッパーブローで打つ
ゴルフ初心者の人の中には、「アッパーブローって何?」という人もいるでしょう。
アッパーブローとは、ドライバーのヘッドが最下点を通過したあとでインパクトすることを言います。
わかりやすく言うと、ヘッドが上昇する軌道の途中でボールを打つこと。
ドライバーは、ゴルフクラブの中で唯一、ティーアップして打つクラブ。
ボールを下から上に振り上げるアッパーブローで打つのが自然と言えます。
ちなみに、最下点よりも手前でインパクトすることはダウンブローと言います。
ゴルフ初心者がドライバーをアッパーブローで打つ時の注意点は2点。
「遠くに飛ばしたい」と思うと力(りき)みやすくなります。
力(りき)むと身体が突っ込んでしまってダフってしまったり、そもそもアッパーブローで打てなかったりします。②インパクトまでボールをしっかり見る
アッパーブローに打とうとすると、左肩が上に上がり、つられて顔(頭)も上がりやすい。
顔(頭)が上がるとインパクトがずれてしまうので、インパクトまでしっかりとボールを見ておく必要があります。
初心者のドライバー練習方法
ゴルフ初心者のためのドライバーの練習方法を紹介します。
例えば上で紹介したオーバースイングしないように打つことを意識しても、なかなか思うようにいかないもの。
それでも、イメージ通りに身体を動かして打つにはやはり練習回数が物を言います。
①ドライバーで飛距離180ヤード
②寸止めドリル
では解説しましょう。

【ドライバーの練習方法】①ドライバーで飛距離180ヤード
初心者におすすめの練習方法として、ドライバーで180ヤードを打つ練習です。
ドライバーの飛距離が220ヤードの人の場合、通常180ヤードは5番ウッドか、4番ユーティリティで打つでしょう。
ドライバーで180ヤードを打つ場合、きっと力を抜いた7割り程度のスイングになるはず。
力を抜いた7割のスイングは無駄な力が入らないので、理想のフォームに限りなく近くなります。
当然ドライバーを振り上げたりしないので、オーバースイングにもなりません。
初心者の場合、10球打ったら半分の5球はまっすぐ180ヤードぐらい打てるようにしたいものです。
もちろんドライバーの飛距離が200ヤードの人は、180ヤードではなく160ヤードぐらいを狙いましょう。
【ドライバーの練習方法】②寸止めドリル
2つ目の練習方法は、寸止めドリルです。
ドライバーでうまく打つには、軸がブレてはいけません。
通常通りアドレスからスイングを開始して、インパクト直前でクラブを寸止めします。
この時に身体がぶれないように軸を意識。
この寸止めドリルを実施してから、実際に打ってみると身体の軸が安定してドライバーでうまくうてるでしょう。
こちらの動画が寸止めドリルについてわかりやすく解説していましたので紹介します。
ゴルフは突然劇的にうまくなることはありません。
反復練習で正しいフォームを少しずつ身体が覚えて、徐々にうまく打てるようになります。
初心者の人もしっかりと練習をつめば、確実にドライバーをうまく打てますよ。
まとめ
ドライバーの飛距離と打ち方について解説していきました。
ゴルフ初心者にとってドライバーは、ダントツで練習で打つ回数が多いでしょう。
たくさん練習で打つことはとても良いことです。
その練習の中でココで紹介した7割スイングや寸止めドリルを実践してみましょう。
きっとこれまで以上に練習の効果が得られやすいはずです。
初心者の人は、
・自分のドライバーの飛距離を把握する
・正しいドライバーの打ち方を把握する
これが大切。
『得意なクラブはドライバー!』
なんて言えたら最高です。
ドライバーがうまく打てるようになると、練習でドライバーを打つ球数は自然と減ってくるでしょう。
ゴルフ初心者のあなたが、どんどんゴルフがうまくなることを応援しています(^^)