「どうしても120切りが達成できない。。。」
ゴルフ初心者にとってスコア120は大きな壁となります。
コースデビューからしばらくは、順調にベストスコアを更新し続けることができる人がほとんど。
しかし、突然訪れる120切りの壁!!
「前半はスコア55!今日は120切り達成できそうだ!!」
と思っても、後半大荒れでスコア「125」。。。(T_T)
あるあるですよね。
そうです。私もかつて何度経験したことか……_| ̄|○
今回の記事では、ゴルフ初心者が120を切るための方法をわかりやすく解説します。
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そもそも平均スコアはどのくらい?
そもそもゴルファーの平均スコアはどのくらいなのかを確認してみましょう。
引用元:日本パブリックゴルフ協会
こちらのデータは日本パブリックゴルフ協会での調査結果となります。
まず注目したいのが、ゴルフを初めて3年未満の人の中で最も多いのがスコア130以上となっています。
120切りに悩んでいる人は、すでにワンランク上のゴルファーと言えるのです。
もしあなたがゴルフを初めて3年未満であれば、120切りで悩んでいる現状はすでに平均レベルよりもワンランク上にいると認識してよいでしょう。
また、ゴルフ歴5年以上であっても、120〜130台のスコアの人はたくさんいることがわかります。
ちょっと安心しましたね^^
とは言え、なんとか120切りを実現させたいもの。
余談ですが、私が安定して120切りできるようになったのは、ゴルフを初めて3年程度かかりました。
苦労しましたよ、、本当。
ここからは実際に120切りを達成するためのマネジメントを、私の経験をまじえながら解説していきます。
120切りのためのマネジメント
先ほどの表から確認できたように、ゴルフで120台でプレーできていれば、ゴルフ歴5年以内の人の平均よりも上にいます。
しかしゴルフはいかによいスコアでプレーするかを競うスポーツ。
もっとスコアを縮める方法を追い求める人がほとんどです。
「近頃は何度プレーしても、120台のスコアしかでない」
そんな人は120切りのためのマネジメントが必要です。
適切なマネジメントを実践するだけで、比較的簡単に120切りは実現可能です。
『とにかく一番遠くに飛ばせるクラブで打ち、ひたすらピンを狙う』
ゴルフ初心者がやりがちなプレーです。
まずはこのプレースタイルから脱却しましょう。
何を隠そう、私もずっとそうでした。。。笑
120切りを達成する4つの方法
120切りを達成するためにはマネジメントが必要になります。
そのマネジメントで具体的に何をどのようにすればよいのかを解説します。
ここで一つ重要なことを確認しましょう。
ダブルボギーの場合:スコアは108
トリプルボギーの場合:スコアは126
初心者をはじめとした120切りを目指す人は、とにかくダブルボギーを目標にすればよいのです。
もちろんトリプルボギーやそれ以上の打数を打ってしまうホールはあるでしょう。
それでも大丈夫!!
スコア120切りまでには11打分の貯金があるのです。
では、以下の120切りに必要なマネジメントについて細かく見ていきましょう。
- ドライバーは飛距離よりも方向性
- 130ヤードを超える距離は無理をしない
- 残り50ヤード以内から4打で上がる
- パターは距離感重視
方法①:ドライバーは飛距離よりも方向性
120切りで悩む初心者の中には、ドライバーでのOBが頻発してしまう人もいるでしょう。
まさに私もドライバーOBマシーンでした。
ドライバーの爽快な当たりはゴルフの醍醐味です。
しかし、遠くに飛ばそうと力めばボールはスライスして、林の中に吸い込まれてしまいます。
改めて考えましょう。
目的は、よいスコアで18ホールを終えること。
とにかくドライバーで遠くに飛ばすことではありません。
なるべく方向性を重視して、8〜9割程度の力でのスイングを心がけましょう。
するとOBは減り、フェアウェイの打ちやすいところから2打目を打てる回数が増えるはずです。
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方法②:130ヤードを超える距離は無理をしない
グリーンまでの残り距離が135ヤード。
おそらく多くの人が7番アイアン・8番アイアンを握ってグリーン(ピン)を狙うことでしょう。
しかし、120切りで悩むゴルファーのグリーンオン成功率は決して高くないでしょう。
狙った結果、
「入ってはいけないバンカーに、、、」
「斜面の激しく打ちづらい場所に、、、」
「最悪!OBかよ!?」
そんな経験がきっとあるはずです。
ゴルフでよいスコアを出すには、なるべく可能性の高い選択をし続けることが重要です。
残り距離が130ヤード以上あったとしても、グリーンオンの可能性が低いのであれば、100ヤード打って次で残り30ヤードを寄せればいいのです。
このような刻みのマネジメントができれば、120切り達成は一気に近づいてくるはずです。
方法③:残り50ヤード以内から4打で上がる
120切りで悩む初心者の人は、グリーン周りのアプローチで失敗することも多い傾向です。
50ヤード以内のアプローチは基本的にフルスイングすることがないはずです。
フルスイングというのは、ある程度スイングスピードが出るのでクラブの起動は安定しやすく再現性が高くなります。
一方アプローチでは、スイングスピードが遅いのでちょっとした力の加減でクラブの起動が変わりやすくなります。
その結果、グリーン周りでのトップやチョロなどのミスが出やすいのです。
残り50ヤード以内から4打以内で上がることを目標にすると、気が楽になるはずです。
グリーンに乗れば万々歳。もし乗らなくても、次で乗せて2パットでカップインすればOK。
50ヤード以内の状況になったら「ここから4打で上がれば合格!」という意識でプレーしましょう。
そうすると、120切りに大きく前進します。
方法④:パターは距離感重視
120切りで悩む初心者はグリーン上で苦労している人も多くいます。
「残り1メートルのパターを打ったら、返しが2メートルも残ってしまった」
そんな経験誰しもあるでしょう。
そうなると、返しもハズレて、さらに、、、なんてことも。もちろん私も経験済みです。
120切りで悩む初心者は、なるべく距離感を最優先でパターを打ちましょう。
もし外れてしまっても、残りが30センチであればなんなく入れることができますよね。
パターは距離感重視で、あまり強く打ちすぎないように気をつけましょう。
もちろん弱くなりすぎも注意です。
ゴルフ場によってグリーンの転がるスピードも違うので、スタート前にしっかりとグリーン練習をしましょう。
もしできるようなら、昼食後の後半スタート前にもグリーンで感覚を再確認するとよりよいですね。
このようなマネジメントを実践することで、確実に120切りは達成できるでしょう。
120切りに必要な練習は?
ここまで120切り達成のためのマネジメント方法について紹介しました。
そのマネジメントの成功率を高めるための練習を紹介します。
紹介する練習方法は以下の2つ。
- 50ヤード以内を徹底攻略
- 左右のブレ幅を最小限に!
130ヤード以上の場合は狙わないマネジメントを紹介しましたが、そもそも100ヤードや50ヤードの精度があまりにも低いと刻んだ意味がなくなってしまいます。
なるべく50ヤード以内、可能なら100ヤード以内はだいたい狙ったところの近くに打てるようになりましょう。
では見ていきます。
50ヤード以内を徹底攻略
ゴルフ初心者の多くは50ヤード以内の練習量が少ない傾向です。
逆に、ゴルフ上級者は50ヤード以内の練習量がとても多く、練習のほとんどがアプローチという人もめずらしくありません。
それは50ヤード以内の精度がスコアに直結するからです。
おすすめの練習方法は、「10ヤード×10球」です。
まず10ヤードで10球打ったら、次は20ヤードで10球。
さらに30ヤードで10球。40ヤード、50ヤードと伸ばしていきます。
この練習を毎回すれば、必ず50球は50ヤード以内の練習をすることになります。
さらに10ヤード刻みの距離感が身につくので、グリーン周りのアプローチの精度が身につきます。
当然スコアに直結するので、120切り達成を射程に入れることができるでしょう。
左右のブレ幅を最小限に!
初心者がスコアを伸ばすには、「ブレ幅>飛距離」です。
左右のブレ幅が少なければ、打ちやすい場所から打てる回数が増えます。
振れ幅を減らすためには、まずこれまでの飛距離設定を10ヤード縮めてみましょう。
例えば「7番アイアンは140ヤード」⇨「7番アイアンは130ヤード」
設定を10ヤード縮めることで力みがなくなるはずです。
そうすれば左右のブレを最小にでき、結果的に120切りへの近道となるのです。
多くの人が見聞きし、体感しているでしょうが、力が入れば入るほどうまくいきません。
なるべく脱力して、精度を高めましょう。
まとめ
ゴルフ初心者が120切りを達成するための方法を紹介しました。
120切りを達成するにはマネジメントがとても重要になります。
かつて私もそうでしたが、「とにかく遠くに飛ぶクラブで打つ」「飛距離こを正義」は間違いです。
それではなかなか120切りは達成できません。
- 方法①:ドライバーは飛距離よりも方向性
- 方法②:130ヤードを超える距離は無理をしない
- 方法③:残り50ヤード以内から4打で上がる
- 方法④:パターは距離感重視
これらの方法を実践すれば、きっと安定してよいスコアを出すことができるはずです。
また、打ちっぱなしでの練習でも50ヤード以内の精度や、ブレを抑えてコントロール重視を意識することも大切です。
120切りだけでなく、110、100とどんどんスコアを伸ばして、楽しくスキルアップしていきましょう!